箸で切れる柔らかい焼き豚の作り方|パサつきを防ぐ極上黄金比レシピ
箸で切れる柔らかい焼き豚の作り方|パサつきを防ぐ極上黄金比レシピの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
焼き豚の味わいを決定づけるのがタレの配合です。中国料理の重鎮である脇屋友詞シェフ(三越伊勢丹Foodie紹介)をはじめ、一流料理人が共通して重視しているのが「甘味の質」と「香辛料のアクセント」です。醤油のカドを丸め、肉の保水性を高めるために、砂糖だけでなくみりんとはちみつを組み合わせた焼き豚タレ黄金比率が家庭料理の基準となっています。
【失敗知らずの極上黄金比タレ(肉500g分)】- 濃口醤油:大さじ4(60ml)
- 清酒(料理酒):大さじ4(60ml)
- 本みりん:大さじ2(30ml)
- 上白糖(または三温糖):大さじ3(約27g)
- はちみつ:小さじ1〜2(照りとコク、保水力をプラス)
- 香味野菜:生姜スライス1片分、潰しニンニク1片分、長ネギの青い部分1本分
- アクセント:粗挽き黒こしょう(適量)
このタレを活用し、部位に応じた2つの看板レシピを使い分けるのがプロの技です。
1. 肉の旨味を噛み締める「豚肩ロース焼き豚レシピ」
赤身と脂身が絶妙なバランスで混ざり合う豚肩ロースは、王道の焼き豚に最も適しています。フライパンに薄く油を引き、下処理を済ませてタコ糸で巻いた肩ロースの表面を強火で1〜2分焼き、全体に香ばしいメイラード反応(焼き色)をつけます。次に、余分な油をキッチンペーパーで完全に拭き取った後、上記の黄金比タレと水100mlを加えます。沸騰したら蓋をして極弱火で約35分、途中で2〜3回肉を転がしながら蒸し煮にします。火を止めた後、煮汁に漬けたまま粗熱を取ることで、極上のしっとり感が生まれます。
2. 口の中でとろける「豚バラ肉とろとろ煮豚」
脂の甘味とゼラチン質の柔らかさを堪能したい場合は、豚バラ肉を用いた圧力鍋チャーシュー時短テクニックが最適です。フォークで穴を開けた豚バラ肉を香味野菜とともに圧力鍋に入れ、肉が浸る程度の水で高圧加圧15分。ピンが下りたら茹で汁を捨て、黄金比のタレを注いで蓋を開けたまま中弱火で10分ほど煮絡めます。バラ肉の豊富なコラーゲンが完全に溶け出し、まさに「箸で持ち上げると崩れる」とろとろの仕上がりが約束されます。