青いダンゴムシは触ると危険?イリドウイルス感染の真相と致死率を徹底解説
青いダンゴムシは触ると危険?イリドウイルス感染の真相と致死率を徹底解説について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。
普段目にするオカダンゴムシは暗褐色や灰色をしていますが、稀に全身が目を疑うほど鮮明なスカイブルーや紫色に染まった個体が存在します。この現象の引き金となるのが、節足動物をはじめとする無脊椎動物に感染する「イリドウイルス科(Iridoviridae)」に属するウイルスです。
多くの人が「青い色素が生成されている」と誤解しがちですが、科学的な発色のメカニズムはまったく異なります。オカダンゴムシの体内に侵入したイリドウイルスは、主に脂肪体や血液細胞の内部で爆発的な増殖を繰り返します。その結果、増殖した無数のウイルス粒子が規則正しく整列し、生体内で「パラクリスタル(液晶状の規則格子構造)」を形成します。
この格子構造に外光が当たると、特定の波長である青色光のみが強く跳ね返される「ブラッグ反射(干渉反射)」が発生します。これはモルフォチョウの羽やタマムシの前翅と同じ「構造色」と呼ばれる現象です。つまり、オカダンゴムシ青色変化の経緯とは、体内に充満したウイルスそのものがプリズムの役割を果たし、光を青く反射させている状態にほかなりません。