つるむらさきの育て方決定版|収穫量が激変する摘心と栽培の極意
つるむらさきの育て方決定版|収穫量が激変する摘心と栽培の極意の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
Q1:茎がどんどん伸びてベランダの天井に届きそうです。どう処理すべきですか?
A1:支柱の高さを超えた先端は、ためらわずに好みの高さでバッサリと切り戻し(摘心)を行ってください。先端を止めることで下方の節から新たな側枝が勢いよく萌芽し、手の届く位置で柔らかい若葉を再生産させることができます。切り取った先端20cm分はそのまま今夜のおひたしや炒め物として美味しくいただけます。
Q2:つるむらさきの独特な「土臭さ」やアクを減らして美味しく食べるコツはありますか?
A2:収穫時の工夫としては、大きく育ちすぎた古葉を避け、先端15cm程度の柔らかい若芽を中心に摘み取ることです。調理面では、たっぷりの熱湯に塩をひとつまみ加え、15〜30秒ほど固めにサッと茹でてから直ちに冷水に取ることで、アクの原因となるシュウ酸を効率よく低減できます。また、ごま油を使った炒め物や、にんにく・オイスターソースを効かせた中華風の味付けにすると、特有の香りが旨味へと昇華されます。
Q3:秋になって花が咲いて黒い実がつきました。これは食べられますか?種として来年まけますか?
A3:花や若い蕾は食用可能ですが、黒く熟した果実は果肉が少なく硬いため食用には向きません(染料として使われるほど強烈な赤紫色の果汁を含みます)。種取りとしては非常に優秀で、黒く完熟して乾燥した果実を収穫し、中の硬い種子を取り出して水洗い・日陰乾燥させて密閉容器で保存すれば、翌春の種まき用として高い発芽能力を維持したまま利用できます。