冷しゃぶの茹で方決定版!肉が固くならないプロの裏ワザと適温
冷しゃぶの茹で方決定版!肉が固くならないプロの裏ワザと適温に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
中華料理の「水晶肉」や「保水コーティング」の技法を応用したのが、茹でる前の片栗粉コーティングです。このひと手間を加えることで、安価な豚こま切れ肉や脂肪分の少ない赤身肉でも、料亭のようなつるんとしたなめらかな口当たりに仕上がります。
手順は非常にシンプルです。
- 豚肉をバットに広げ、全体に薄く酒と塩少々を振って下味をつける。
- 茶こしや粉ふるいを使って、片栗粉を両面に薄く均一にまぶす(余分な粉は軽くはたき落とす)。
- 75〜80℃のお湯で1枚ずつ、20〜30秒ほど透明感が出るまで茹でる。
- 常温の水にサッと通して表面のぬめりを整え、水気を切る。
片栗粉のデンプンが加熱によって糊化(α化)し、肉の表面に極薄のゼリー状の膜を形成します。この膜が肉内部の水分蒸発を完全に遮断し、タレとの絡みやすさも飛躍的に高めてくれます。作り置きしてお弁当に入れる場合にも、時間が経ってもパサつかないため絶大な効果を発揮します。