ロフストランドクラッチの選び方と使い方|松葉杖との違い・費用を徹底解説

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ロフストランドクラッチを選ぶ際、最も慎重な判断が求められるのが前腕を保持する「カフ(Cuff)」の形状です。主に「オープンカフ(U型)」と「クローズドカフ(O型・蝶番型)」の2種類が存在し、それぞれ安全性と利便性のトレードオフが存在します。 オープンカフは、腕を通すリングの前面が広く開いているタイプです。日本の医療・リハビリ現場で最も一般的に処方されています。最大のメリットは、万が一の転倒時に腕が瞬時にクラッチから抜ける点です。とっさに手をついて頭部や顔面を保護できるため、バランス能力に不安がある高齢者や転倒リスクが高いリハビリ初期の利用者に推奨されます。デメリットとしては、グリップから手を離すと杖がそのまま床に倒れてしまうため、財布の出し入れやドアノブ操作のたびに杖の置き場に困る点が挙げられます。 一方のクローズドカフは、腕を全周または蝶番式のバンドで固定するタイプで、ヨーロッパ諸国(特にドイツ規格)ではスタンダードとされています。最大の強みは、グリップから手を離してもカフが前腕にぶら下がったまま保持される点です。買い物での会計、鍵の開閉、スマートフォンの操作などを杖を持ったまま行えるため、活動的な若年層や長期間クラッチを使用するユーザーに支持されています。ただし、転倒時に腕が抜けず、肩や肘の関節を巻き込んで骨折・脱臼を起こす危険性があるため、一定以上の体幹バランスと転倒回避能力が求められます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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