いちごの旬は冬ではない?本当に美味しい時期と品種別の食べ頃【2026】

いちごの旬は冬ではない?本当に美味しい時期と品種別の食べ頃【2026】について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。

ネット上の情報では「本来の旬は春だから春のほうが美味しい」「いや、冬のほうが値段が高いから美味しい」といった二項対立の議論が散見されます。しかし、農学的な見地から見ると、両者には明確な味の性質の違いが存在します。

いちごの果実は、開花から収穫までの「積算温度(日々の平均気温を足し合わせた値)」によって熟します。気温が低い1月〜2月の厳冬期は、開花から色づくまでに45日〜60日近い日数を要します。この間、果実は株からじっくりと光合成産物(糖分)を吸い上げ続けるため、果肉が緻密に締まり、糖度が最も凝縮された状態になります。

一方、気温が上昇する3月下旬〜4月の春本番になると、開花からわずか30日足らずで赤く色づきます。日照時間が長いため香りは豊かで果汁量は増すものの、熟すスピードが早いため、1果あたりの糖分蓄積期間は短くなります。つまり、「極上の濃厚な甘みを味わうなら厳冬期の1〜2月」「みずみずしさと柔らかな口当たりを楽しむなら春先の3〜4月」というのが客観的な事実です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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