猫のしっぽが垂れて動かない?馬尾症候群の初期症状・治療費と予後
猫のしっぽが垂れて動かない?馬尾症候群の初期症状・治療費と予後に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
馬尾症候群において、運動麻痺以上に警戒しなければならないのが猫の馬尾症候群に伴う排尿障害です。馬尾神経には排尿をコントロールする副交感神経(骨盤神経)や運動神経(陰部神経)が含まれているため、損傷すると自力で排尿する反射が消失します。
排尿障害には主に2つのパターンが現れます。一つは膀胱に尿が溜まり続けてパンパンに膨らむ「尿閉」、もう一つはおしっこが垂れ流しになる「尿失禁」です。特に尿閉に陥った場合、24時間〜48時間以内に膀胱破裂や急性腎不全(尿毒症)を引き起こし、不可逆的なダメージを負う恐れがあります。
「トイレに行くのにポタポタとしか出ない」「トイレ以外の場所でお腹を圧迫されたときにお漏らしをする」といった症状は、極めて危険な兆候です。痛覚麻痺により猫自身が異変を訴えられないケースもあるため、排尿の有無とトイレ砂の固まり具合は必ず毎日確認しなければなりません。