比の値の求め方を徹底解説!公式や分数・小数の計算とつまずき防止策
比の値の求め方を徹底解説!公式や分数・小数の計算とつまずき防止策に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。
比の値を正確に求めるためには、比の基本性質を理解しておくことが欠かせません。比の基本性質とは、「比の前項と後項に同じ数をかけても、同じ数でわっても、比の大きさ(比の値)は変わらない」という法則です。
この性質を利用して、比をできるだけ小さな整数の形に変える作業を「比を簡単にする(等しい比を求める)」と呼びます。
小数の比を簡単にする手順
例えば「$0.8 : 1.2$」のような小数の比がある場合、以下の手順で整数に直します。
- 両方の数に10(または100)をかけて整数にする:$0.8 \times 10 = 8$、$1.2 \times 10 = 12$ となり「$8 : 12$」となる。
- 両方の数を最大公約数で割る:8と12の最大公約数である「4」で割ると「$2 : 3$」になる。
- 比の値を求める:$2 \div 3 = \mathbf{\frac{2}{3}}$。
分数の比を簡単にする手順
「$\frac{2}{3} : \frac{4}{5}$」のような分数の比は、分母を払う作業を行います。
- 両方の分母(3と5)の最小公倍数である「15」を両方にかける:
$\frac{2}{3} \times 15 = 10$
$\frac{4}{5} \times 15 = 12$
これにより「$10 : 12$」となる。 - 公約数「2」で割って最も簡単な比にする:「$5 : 6$」。
- 比の値を求める:$5 \div 6 = \mathbf{\frac{5}{6}}$。
分数の割り算の公式(内項・外項の積や逆数のかけ算)をダイレクトに使って $\frac{2}{3} \div \frac{4}{5} = \frac{2}{3} \times \frac{5}{4} = \frac{10}{12} = \frac{5}{6}$ と計算しても全く同じ結果が得られます。