ダイエット中の焼肉は「禁止」ではなく「戦略」で乗り切る時代
ダイエット中の焼肉は「禁止」ではなく「戦略」で乗り切る時代の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
「焼肉は我慢しない。でもルールは決めている」。そう話すのは、IT企業に勤める30代男性Aさん。もともと体重78kg・体脂肪率22%だったが、焼肉を完全に断つのではなく注文内容を変えるだけで、6カ月で体脂肪率15.8%まで低下させたという。Aさんの焼肉ルールは明確で、毎回以下の3つを徹底している。
1点目は「最初にサンチュとナムルを1人前ずつ食べる」。2点目は「肉は赤身とハラミの合計250〜300gまで」。3点目は「飲み物はウーロン茶か炭酸水。締めの炭水化物は頼まない」。このうち特に効果を感じたのは3点目だといい、ビールと締めの冷麺をやめただけで翌朝の体重が1kg以上変わったと振り返る。「焼肉後に1.5kg増えていたのが、同じ量を食べても0.3〜0.5kg程度の変動に収まるようになった。体脂肪よりも糖質による水分貯留の影響が大きいと実感した」と話す。これは、ダイエット中の焼肉翌日の体重増加の正体が「脂肪」ではなく「糖質と塩分による水分」であることを示唆している。
SNSや知恵袋系のコミュニティでも「焼肉翌日に増えた体重は数日で戻るから気にしない」という意見が目立つが、これは生理学的にも理にかなっている。糖質1gは約3〜4gの水分を体内に引き込むため、焼肉前日に比べて飲水量や糖質量が多いと、一時的に体重が増えるのは自然な反応だ。翌日の数字に一喜一憂するより、2〜3日単位の平均値で見る視点が必要になる。