サッカーの試合時間は何時間?観戦目安から年代別ルールまで徹底解説
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日本国内では長年「ロスタイム」という言葉が広く親しまれてきましたが、現在の公式ルールおよびメディア報道では「アディショナルタイム(Additional Time=追加時間)」に呼称が統一されています。
英語圏の「Loss time」は和製英語に近いニュアンスを含んでおり、国際サッカー連盟(FIFA)が定める競技規則上の正式名称である「Additional Time」へ国際標準化されたことが変更の背景です。「失われた時間(ロス)」を埋めるという消極的な意味合いから、「正当にプレーするために追加される時間」という前向きな定義へと意識がシフトしています。
競技規則第7条において、アディショナルタイムとして加算対象になる主な要因は以下の項目です。
- 選手交代に要した時間(1回につきおよそ30秒〜45秒の加算)
- 負傷した選手の診察やピッチ外への搬出にかかった時間
- 意図的な時間稼ぎ(遅延行為)に対するペナルティ加算
- 懲戒罰(警告・退場)の提示に伴う中断
- 得点後のゴールパフォーマンス・セレモニーによる中断
- VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックやオンフィールドレビューに要した時間
- 飲水タイム(クーリングブレイク)等の医療・安全上の中断時間
IFABは実質的なプレー時間(アクティブプレータイム)を増やす方針を明確にしており、ゴールセレモニーやVAR確認に伴う空費時間を正確に計上するガイドラインを推進しています。その結果、後半のアディショナルタイムが「7分」「9分」あるいは10分を超えるケースも珍しくなくなりました。表示された追加時間はあくまで「最低限確保される時間」であり、追加時間中にさらに交代や負傷が発生した場合は、主審の裁量でその分さらに試合時間が延長されます。