冨岡義勇の最強技「凪」の仕組みと破られた真相|無限城編へ迫る
冨岡義勇の最強技「凪」の仕組みと破られた真相|無限城編へ迫るの総合ガイドをご紹介します。専門的な知識が詰まっています。
冨岡義勇の「凪」が映像として世界中に衝撃を与えたのは、アニメ第1期第20話「寄せ集めの家族」(那田蜘蛛山編クライマックス)です。炭治郎の日輪刀を容易くへし折った下弦の伍・累の最強血鬼術「刻糸牢(こくしろう)」に対し、義勇は歩み寄りながら静かに「拾壱ノ型 凪」を発動。迫り来る硬度抜群の蜘蛛糸が義勇の間合いに入った瞬間、バラバラに霧散する演出は、ufotableの美麗な作画と相まって歴代屈指の名シーンとして刻まれました。
しかし、物語が佳境を迎える無限城編の上弦の参・猗窩座(あかざ)戦において、この絶対防御がついに限界を迎えます。炭治郎と共闘する義勇は、痣(あざ)を発現させて身体能力を極限まで引き上げた状態で猗窩座と交戦。猗窩座の猛攻を凪で捌き続けますが、猗窩座が繰り出した最大奥義「破壊殺・終式 乱残光(へきれきさつ・しゅうしき らんざんこう)」によって、ついに凪を破られる事態に至りました。
「乱残光」は、猗窩座が全方位から瞬時に100発以上の不可視の拳撃を同時に放つ広範囲殲滅技です。いかに義勇の斬撃が超神速であっても、単一の人間が振るえる刀の手数と反応速度の限界を完全に飽和(オーバーロード)させられた結果、数撃を捌き切れずに刀を弾かれ、義勇自身も致命的な深手を負うこととなりました。これは技の欠陥ではなく、「単体攻撃に対する完全迎撃」から「無数の全方位散弾」への戦術的相性の壁が露呈した瞬間でした。