ヒロアカ壊理の個性「巻き戻し」の秘密と過酷な過去|最終回の現在を解剖
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えりちゃんの成長は、やがて雄英の先輩たちを救う力へと昇華します。トカゲの尻尾切りなど小動物を対象にした繊細なコントロール訓練を重ねた彼女は、超常解放戦線との全面戦争を前に、消失弾で個性を奪われていた通形ミリオの「透過」個性を巻き戻しによって復活させました。かつて命を削って自分を守ってくれたミリオに対し、自らの意思で恩返しを果たした瞬間でした。
さらに、最終決戦(第二次決戦)においては、極めて重い決断を下します。前線で死闘を繰り広げるヒーローたち、とりわけ負傷した相澤先生や出久を支援するため、えりちゃんは自らの右角をノコギリで自切し、蓄積された巻き戻しのエネルギーを託しました。
「都合の良い回復装置」として扱われることを拒み、一人の人間としてヒーローたちと共に戦う道を選んだこの行動は、彼女が完全に被害者の立場から脱却し、自己決定権を獲得した証拠と言えます。