火垂るの墓にカルピス?原作とアニメの違いや戦時下の真相を徹底解明
火垂るの墓にカルピス?原作とアニメの違いや戦時下の真相を徹底解明とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
ネットの検索窓やSNSで「火垂るの墓 カルピス」というワードを見かけて、「映画のどのシーンに出てきただろうか」と記憶を辿った方も少なくないはずです。結論から言えば、高畑勲監督によるアニメ映画版にはカルピスを飲むシーンは描かれていません。
映画版で象徴的な甘味といえば、節子が肌身離さず持っていたサクマ式ドロップスであり、末期に清太が水を入れて飲ませる切ない名場面が有名です。しかし、1967年に発表され直木賞を受賞した野坂昭如氏の原作小説『火垂るの墓』の本文中には、はっきりとカルピスが登場します。
映画版では視覚的なドラマ性を高めるためにドロップスの存在感を際立たせる演出が取られましたが、原作小説では活字ならではの多角的な生活描写として、戦前の豊かな記憶や贅沢品がいくつも挙げられており、その代表格としてカルピスの名前が刻まれています。