日大危機管理学部は就職できない?警察・大手実績と噂の真相
日大危機管理学部は就職できない?警察・大手実績と噂の真相の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
大手就職口コミサイトや受験情報コミュニティ、さらには現役生・OBOGへの独自聞き込み調査を精査すると、評価は真っ二つに分かれる傾向があります。この乖離はどこから生じるのでしょうか。
「後悔した」と感じている卒業生に見られる共通項
ネガティブな口コミを寄せている層を分析すると、主に以下の2つのパターンに集約されます。
ひとつは、「公務員試験にすべて不合格となり、秋以降に慌てて民間就活を始めたケース」です。警察官や消防官の試験は春から夏にかけて実施され、最終結果が出るのが秋口になることも珍しくありません。民間企業の採用活動が早期化している現在、公務員専願で背水の陣を敷き、全滅した段階で民間企業を探そうとしても、大手企業の主要採用枠はすでに埋まっています。その結果、「この学部に入ったせいで進路がなくなった」という不満へ転嫁されてしまうのです。
もうひとつは、「学部名に対する目的意識を持たずに入学したケース」です。偏差値や立地だけでなんとなく選んで入学した場合、憲法や行政法、刑事法といった堅苦しい法律科目に加え、災害対策論や国際安全保障論など硬派な講義が多く、「思っていたキャンパスライフと違った」とミスマッチを起こしてしまいます。
「満足している」と語る卒業生の声と現場の強み
一方で、学部の環境を高く評価している卒業生からは、極めて前向きな証言が多く得られています。
「周囲の7割近くが警察官や消防官、防災関連、公務員を目指しているため、図書館や自習室の熱量が凄まじい。お互いに面接の練習をし合ったり、体力試験のトレーニングを三軒茶屋キャンパスの充実した設備で行ったりと、志を同じくする仲間と切磋琢磨できたことが一番の財産」(警視庁勤務・2023年卒男性)
「一般企業の人事面接で学部名を聞かれた際、間違いなく面接官の興味を引くことができた。コロナ禍や自然災害、サイバー攻撃など企業が直面するリスクに対して、大学でどういうケーススタディを学んできたかを論理的に話すだけで、深い印象を残せた」(大手損害保険会社勤務・2024年卒女性)
世田谷区・三軒茶屋という都心に近い立地条件の良さ、隣接するスポーツ科学部と共有する最新鋭のトレーニング施設、そして何より「同じ目標を持つ熱狂的なコミュニティ」が存在することが、目的意識を持つ学生にとって最高のブースト装置として機能していることが分かります。