60年前は何年?1966年昭和41年の物価や出来事と暮らしの全貌
60年前は何年?1966年昭和41年の物価や出来事と暮らしの全貌の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。
当時の家庭環境は、昭和30年代までの長屋や木造アパートを中心とした生活から、鉄筋コンクリート造の「公団住宅(団地)」への転換期を迎えていました。
生活家電の分野では、昭和30年代の「白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫(三種の神器)」の普及が一巡し、1966年からは「3C(新三種の神器:カラーテレビ、クーラー、カー=自家用車)」が新たな豊かさの象徴として消費者の憧れを集めるようになります。日産自動車の「サニー」やトヨタ自動車の「カローラ」が相次いで発売されたのも1966年であり、日本の「マイカー元年」と位置づけられています。
当時の主婦の手記や生活記録には、「狭い団地のリビングにダイニングテーブルを置き、洋風の朝食をとることが先進的な暮らしのステータスだった」「夕方になると台所から漂うカレーライスの匂いと、近所の子どもたちの遊ぶ声が路地に響いていた」といった生の情景が克明に綴られています。プライベートの境界線は現代ほど厳格ではなく、隣近所での醤油の貸し借りや子どもの預け合いといった濃厚な地域共同体が機能していました。