相撲の金星とは?給料への影響と獲得条件・歴代最多記録の全貌
相撲の金星とは?給料への影響と獲得条件・歴代最多記録の全貌について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。
大相撲における「金星」とは、幕内番付の前頭(平幕)力士が、本場所の土俵で現役の横綱と対戦して勝利を収めることを指す公式記録です。相撲界における「白星(勝ち)」の中でも、格別の輝きと価値を持つ大殊勲であることから「黄金の星」になぞらえて金星と呼ばれるようになりました。語源としては明治から大正期にかけて新聞社や相撲記者が使い始め、昭和初期に日本相撲協会の公式制度として組み込まれた歴史があります。
金星として認定されるためには、厳格に定められた3つの条件をすべて満たす必要があります。
- 対戦時の地位が前頭(平幕)であること:大関・関脇・小結のいわゆる「三役」以上の力士が横綱に勝っても金星とは認められません。
- 対戦相手が現役の横綱であること:大関以下の力士にいくら劇的な勝利を収めても金星には該当しません。
- 本場所の土俵上で実際に勝負を決すること:相手横綱の休場による「不戦勝」では金星は付与されません。ただし、相手の反則による反則勝ちは金星として認められます。
よく混同されがちな言葉に「銀星(ぎんぼし)」があります。マスコミ報道やファンの間では「平幕力士が大関を破ること」を銀星と表現することが多々あります。しかし、銀星はあくまで報道機関やファンが用いる俗称・通称に過ぎません。日本相撲協会の公式記録や規定には一切存在せず、後述する褒賞金の加算対象にもならない点が、唯一無二の公式称号である金星との決定的な違いです。