男60歳のリアル!定年後の給与激減と貯金格差を乗り越える生存戦略
話題沸騰中の 男60歳のリアル!定年後の給与激減と貯金格差を乗り越える生存戦略について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
生活を防衛する上で不可欠となるのが、公的年金と生活コストの精密な収支把握である。特に未婚率の上昇や熟年離婚の増加により、ひとりで生計を立てる男性が増加傾向にある。60歳男性独身生活費と再雇用・転職時の収入ギャップを可視化するため、編集部では最新の家計データと雇用実態をもとに比較分析表を作成した。
総務省の「家計調査年報」によれば、単身高齢男性の月間実支出は約15万5,000円から17万円台を推移している。ここで見落としてはならないのが、男60歳年金受給額シミュレーションにおける受給開始時期の選択である。
資金繰りの厳しさから60歳で「繰上げ受給」を選択した場合、1ヶ月ごとに0.4%減額され、60歳0か月時点で請求すると最大24%減額された年金額が生涯続くことになる。月額15万円の受給資格を持つ男性であれば、月額11万4,000円にまで永久減額され、独身生活費を年金だけで賄うことは不可能になる。一方で65歳以降も再雇用などで就労を継続し、70歳まで「繰下げ受給」を行えば月額約21万3,000円(42%増)まで増額できる。60歳から65歳までの5年間をいかに「自力就労」で繋ぎ、年金資産を温存できるかが死活問題となる。