胡蝶蘭の花が終わったら?枯らさず来年も咲かせる手入れと剪定術
胡蝶蘭の花が終わったら?枯らさず来年も咲かせる手入れと剪定術とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:花が終わった後、花茎を切った切り口には何か薬を塗るべきですか?
A1:株元や節の上で切断したあとの切り口は、雑菌の侵入口になり得ます。家庭では殺菌剤(トップジンMペースト等)を薄く塗布するのが最も安全です。殺菌剤がない場合は、粉末のシナモンパウダー(天然の強力な抗菌作用を持つ)を切り口に軽くまぶすか、切り口がしっかり乾くまで数日間は上から水をかけないよう配慮してください。
Q2:贈答用の大きな陶器鉢から個別のポットを抜くのは、花が終わった直後でも大丈夫ですか?
A2:はい、直ちに解体すべきです。化粧鉢の内部はビニールポット同士がぎゅうぎゅうに詰められ、風通しが最悪な環境になっています。花が終わった時点ですぐに外鉢から引き抜き、1株ずつ独立させてください。本格的な植え替え(根の整理や新しい資材への移行)自体は4月下旬〜6月の適期を待つべきですが、外鉢の解体と風通しの確保は季節を問わず即座に行うのが鉄則です。
Q3:葉の表面に白い粉のようなものがついており、触るとベタベタします。病気でしょうか?
A3:それは病気ではなく「コナカイガラムシ」やアブラムシの排泄物、あるいは害虫そのものである可能性が極めて高い状態です。放っておくと「すす病」を誘発し株を弱らせます。見つけ次第、濡らした綿棒や歯ブラシで擦り落とし、市販のオルトラン粒剤の散布やベニカXファインスプレー等で徹底的に駆除してください。風通しが悪い閉鎖空間で多発するため、サーキュレーター等による空気の循環が再発防止になります。