なぜ絵が歪む?3点透視図法の落とし穴と迫力構図を描くプロの極意
なぜ絵が歪む?3点透視図法の落とし穴と迫力構図を描くプロの極意に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:消失点を画面外に置く場合、どこまで離せばいいのか具体的な目安はありますか?
A1:作画するキャンバスの「長辺(または対角線)の2倍から3倍程度」離すのが業界の黄金ルールです。例えばキャンバスが横3000pxであれば、左右の消失点は中央から左右に約3000〜4500px以上離した位置に配置することで、肉眼で見たような自然な遠近感が得られます。
Q2:アオリを描いているのに、どうしても見下ろしているような感覚になってしまいます。
A2:アイレベルの位置が間違っている可能性が極めて高いです。アオリを描く際は、鑑賞者の視線位置である「アイレベル」を必ずキャンバスの下部(または画面外の下)に設定してください。アイレベルが画面中央より上にある状態で縦線を上にすぼませると、脳が「手前に傾いた物体を見下ろしている」と誤認してしまいます。
Q3:キャラクターと背景のパースがどうしても合いません。簡単に合わせる裏技はありますか?
A3:キャラクターの足元に「地面に敷いた正方形のタイル(床パース)」を1枚だけ描き、そのタイルのパースに合わせて背景定規をスナップさせる手法が最も確実です。キャラの足元という接地面からパースを展開することで、人物が空間から浮いてしまう現象を100%防ぐことができます。