首のしこりは何科を受診すべき?痛くない放置の危険と見極め方
首のしこりは何科を受診すべき?痛くない放置の危険と見極め方について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
Q1:首のしこりは、まず近所の内科に行って紹介状をもらうべきですか?
A1:明確な全身症状(全身の倦怠感や原因不明の発熱など)がない限り、最初から耳鼻咽喉科(頭頸部外科)を標榜するクリニックを直接受診することをおすすめします。耳鼻咽喉科医は頸部の超音波診断装置や喉の内視鏡を日常的に扱っており、その日のうちに確定診断に向けた検査が進みます。大病院での精密検査が必要と判断された場合も、耳鼻咽喉科の開業医から頭頸部がん専門施設へスムーズに紹介状が発行されます。
Q2:押すと痛いしこりは、絶対に癌ではないと言い切れますか?
A2:残念ながら「100%癌ではない」と断言することはできません。悪性腫瘍であっても、腫瘍の急速な増大に伴って中心部が壊死を起こしたり、細菌感染を併発したりした場合には局所に激しい炎症と痛みを引き起こすことがあります。痛みの有無はあくまで良性・悪性の確率的な傾向を示す目安に過ぎないため、痛むからといって自己判断で放置することは厳禁です。
Q3:何週間様子を見てから病院に行けば良いですか?
A3:受診のデッドラインは「最長でも2週間」です。風邪に伴う一過性の反応性リンパ節炎であれば、通常は1週間から10日程度で縮小傾向に入ります。2週間が経過してもサイズが変わらない、あるいは少しでも拡大している場合は、自然消退する感染症の範疇を超えている可能性が極めて高いため、速やかに専門科の診察を受けてください。