竹田城登山がきつい本当の理由と初心者の落とし穴|2026最新裏ワザ
竹田城登山がきつい本当の理由と初心者の落とし穴|2026最新裏ワザにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
竹田城の登山を経験した旅行者の多くが「きつい」と口を揃える最大の背景には、ビジュアルが先行する観光イメージと、山城本来の過酷な地形との間に生じる決定的なギャップが存在します。写真集やプロモーション映像で目にする壮麗な石垣群は、来訪者を迎えるための庭園ではなく、かつて敵の侵入を徹底的に阻むために設計された軍事要塞です。傾斜角が険しい天然の要害に築かれている事実を過小評価したまま足を踏み入れることが、最初の落とし穴となっています。
なかでも初心者が最も打ちのめされる盲点が、「中腹まで乗り物を使っても、最後の徒歩区間は一切免除されない」という現地交通の現実です。現在、竹田城跡への一般車両の乗り入れは通年規制されており、山裾の駐車場「山城の郷」やJR竹田駅から運行されている「天空バス」、あるいは認可タクシーを利用して中腹のバス停(竹田城跡停留所)までアクセスするのが標準的なルートと案内されています。しかし、この中腹バス停は城の入口にすぎません。
バスを降りた地点から観覧料収受棟を経て本丸・天守台へ至る道中には、舗装はされているものの勾配10%を超えるつづら折りの急坂と石段が約1kmにわたって待ち構えています。所要時間にして約20分、息を切らしながら登り続けなければならず、「バスを降りたらすぐ石垣が目の前にある」と思い込んでいた観光客は、この区間で例外なく出鼻をくじかれます。さらに城内に入った後も、凹凸の激しい石垣沿いの通路や階段を自力で巡る必要があるため、往復の総歩行量は一般的な市街地観光の比ではありません。これが、竹田城登山きつい理由の根本的な正体です。