映画『It』最恐シーン徹底解説!排水溝の悲劇とトラウマの正体
今注目を集めている 映画『It』最恐シーン徹底解説!排水溝の悲劇とトラウマの正体について、詳しいまとめをご紹介しています。
白塗りのピエロとして街に現れるペニーワイズですが、その真の姿はピエロではありません。原作者スティーヴン・キングの設定によると、その正体は太古の昔に宇宙から地球のデリーの地に落下してきた邪悪な多次元エネルギー生命体「デッドライツ(死の光)」です。人間が抱く最も強い恐怖の姿へと自在に変身し、恐怖によって肉の味が引き立った人間を喰らう捕食者として描かれています。
この異次元の怪異を圧倒的な存在感で演じ切ったのが、スウェーデン出身の実力派俳優ビル・スカルスガルドです。彼が魅せた演技の凄みは、CGに頼らない驚異的な身体表現にあります。
左右の瞳を別々の方向に動かす不気味な視線移動や、唇を不自然に歪めて笑う奇怪な表情は、彼自身の特異な身体能力によるものです。子供を惹きつける無邪気な道化師のトーンから、次の瞬間には獣のような獰猛な唸り声へと急変する変幻自在の演技が、ペニーワイズを映画史に残る最恐のモンスターへと押し上げました。