レモンの木に虫がつく原因は?葉を食う害虫駆除と2026年最新対策法
レモンの木に虫がつく原因は?葉を食う害虫駆除と2026年最新対策法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
レモンを襲う害虫は、葉を食べるタイプ、汁を吸うタイプ、幹の内部を破壊するタイプの3つに大別されます。現場で確認される頻度の高い代表格とその生態は以下の通りです。
アゲハチョウの幼虫(ナミアゲハ・クロアゲハ)
柑橘栽培における最大の天敵です。産卵直後の卵は直径1ミリほどの球体で、孵化直後は鳥のフンに擬態した黒褐色の姿をしています。しかし、齢期が進むと鮮やかな緑色の終齢幼虫へ変化し、1匹で新芽数十枚を一晩で平らげるほどのすさまじい摂食量を見せます。数匹放置しただけで、若木なら丸坊主にされる危険性があります。
ハモグリバエ(エカキムシ被害)
葉の表皮と裏皮の隙間に幼虫が潜り込み、肉質部分を食べ進みながら白く曲がりくねった線を描く被害です。遠目には絵を描いたように見えるため「エカキムシ」と呼ばれます。光合成を妨げるだけでなく、葉が縮れて奇形化し、新芽の正常な展開を阻害します。
アブラムシ
春と秋の新梢にびっしりと群生し、植物の体液を吸い上げます。アブラムシ退治が遅れると新葉が内側に縮れて萎縮し、成長がストップします。さらに、甘い排泄物(甘露)がアリを呼び寄せ、すす病を媒介する点も厄介です。
カイガラムシ
枝や葉の裏に張り付き、動かずに樹液を吸い続ける難防除害虫です。成虫になると強固なワックス状の殻で全身を覆うため、通常の殺虫剤が浸透しにくくなります。長期間寄生されると枝が枯れ込み、果実の品質も著しく損なわれます。
カミキリムシ(テッポウムシ)
レモンの木にとって最も命取りとなる脅威です。幹の地際近くに産卵され、孵化した幼虫が幹の内部(木部)を食い荒らします。幹の根元に木くず状の粉(フラス)が落ちていたら、内部にテッポウムシが侵入している決定的なサインです。発見が遅れると幹が中空になり、強風でポッキリと折れて即座に枯死します。