ドレミは何語?イタリア発祥の歴史と各国の音名表記を徹底解説
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海外のポップスやクラシックの楽譜、あるいはコード進行(Cメジャー、Amなど)を見る際、ドレミではなくアルファベット表記を目にします。国や言語体系によって、音の呼び方は大きく異なります。
英語圏では「A・B・C・D・E・F・G」の7文字を使いますが、基準となる「ラ」の音を「A」と定めたため、ドの音は「C」から始まります。ポピュラー音楽のコードネーム(C、G7など)はすべてこの英語表記がベースです。
一方、クラシック音楽で極めて重要な役割を果たすのがドイツ語の読み方です。ベートーヴェンの「運命」が「ハ短調(C moll / ツェー・モール)」と呼ばれるように、オーケストラの現場では日常的に飛び交います。ドイツ語の特徴的な点は、「シ」の音を「H(ハー)」と呼び、半音下がった「シのフラット」を「B(ベー)」と呼ぶ独自の規則を持っている点です。
日本の「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ」は、明治期に西洋音楽が導入された際、いろは歌の順序をアルファベットの「A=イ、B=ロ、C=ハ…」に対応させて作られた表記法です。「ト音記号」のトは「G(ソ)」の音の位置を示す記号であり、「ヘ長調」は「F(ファ=ヘ)」を主音とする調を意味しています。