ベンチプレスの窒息事故を防ぐ!セーフティバー正しい高さと脱出手順
ベンチプレスの窒息事故を防ぐ!セーフティバー正しい高さと脱出手順に関する注目トピックを分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。
Q1:セーフティバーの高さ調整穴が5cm刻みで、どうしても「胸に当たる」か「喉より下がる」の二者択一になってしまいます。どうすれば良いですか?
A1:ベンチ台自体の高さを変えるアプローチが最も安全です。ホームセンター等で硬質のラバーシートや厚さ12mm〜15mm程度のコンパネ(構造用合板)を購入し、ベンチ台の脚の下に敷いて高さを底上げしてください。ベンチ全体が1〜2cm持ち上がることで、セーフティバーの穴位置を変えずに「胸には当たらず、脱力すればバーの下から首が抜ける」理想のクリアランスを作ることができます。
Q2:ハーフラックのセーフティバーは長さが40cm程度しかありません。ベンチプレス中に前後にズレてバーが落ちないか不安です。
A2:ハーフラックを使用する場合、ラックの支柱にベンチ台のフレームを可能な限り密着させ、バーベルの降下軌道がセーフティバーの中央2分の1に常に収まるようセッティングしてください。バーベルを胸の「みぞおち寄り」に降ろすフォームの人は、セーフティバーの先端ギリギリに着地しやすくなります。目視でバーベルの垂直降下ラインとセーフティの中心が一致しているかを必ず確認してください。不安が残る場合は、有効長の長いロングセーフティバーへの換装を推奨します。
Q3:ジムでパーソナルスペースを利用する際、前の利用者がセーフティを外したままにしています。毎回設定し直すのが面倒ですが省略しても平気ですか?
A3:いかなる理由があっても省略は絶対に厳禁です。前述の通り、人間の頸動脈や気道が圧迫されてから脳死や死に至るまでの時間は数分しかありません。前の利用者の体格とあなたの胸の厚み、ブリッジの高さは全く異なります。セーフティバーを自分の骨格に合わせた高さにピンを差し替える数十秒の手間は、文字通り「自分の命を買い戻す作業」です。ルーティンとして完全に固定化してください。