Ntt固定電話解約で大損?利用休止との違いや手続きの全貌を徹底検証
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実家の片付けや遺品整理の過程で最も多く発生するのが、名義人である親や祖父母が他界した後の固定電話の扱いです。契約者が死亡した場合、遺族には「解約(利用権の消滅)」か「承継(名義変更)」のいずれかの法的選択が求められます。
電話加入権は法律上、財産権の一種とみなされるため、相続財産に含まれます。契約者が死亡したからといって自動的に契約が切れることはなく、解約手続きを行わない限り、故人の口座や請求書送付先宛てに毎月の基本料金が延々と請求され続けます。放置しておくと滞納扱いとなり、信用情報や遺産分割協議に悪影響を及ぼしかねません。
解約を進める場合、NTT東日本・NTT西日本ともに、通常の解約よりも厳格な本人確認手続きが課されます。必要となる主な書類は以下の通りです。
- 契約者の死亡の事実が確認できる公的書類(戸籍謄本、除籍謄本、住民票の除票、死亡診断書のコピーなど)
- 手続きを行う相続人(遺族代表者)の公的本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 契約者と相続人の続柄を証明する書類(戸籍謄本など)
実家を売却・解体して完全に誰も住まなくなる場合は「解約」の一手となりますが、誰かが実家に住み続ける場合や、故人の知人からの連絡を一定期間受け皿として残しておきたい場合は「承継」を選択します。承継手続きを行えば、従来の電話番号と加入権をそのまま新たな世帯主へ引き継ぐことが可能です。相続人同士で電話加入権をめぐる争いが生じることは現代の市場価値(ほぼ無価値)から見れば極めて稀ですが、後々のトラブルを防ぐためにも、遺産分割協議のリストに固定電話回線の処遇を明記しておくことが賢明です。