グラニースクエア編み図と編み方決定版|角が丸くならない最新技術
グラニースクエア編み図と編み方決定版|角が丸くならない最新技術の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
グラニースクエア(Granny Square=おばあちゃんの四角形)は、基本形において「長編み3目の束(シェル)」と「鎖編みのスペース」を幾何学的に反復増殖させていくフォーマットです。一見複雑に見えるグラニースクエア編み図 無料の公開パターンであっても、分解すれば使われている記号はわずか4種類に集約されます。
日本産業規格(JIS)および日本ヴォーグ社などの手芸指導基準に準拠した基本の編み目記号の見方は下表の通りです。
- 楕円・丸(◯):鎖編み(くさりあみ)。スペースを作り、角を形成する基礎要素。
- 十またはバツ(+/×):細編み(こまあみ)。モチーフの縁編みやつなぎ合わせで多用。
- T字に斜線1本:長編み(ながあみ)。グラニースクエアの面を構成する主役の編み目。
- 黒丸(●):引き抜き編み。段の終わりを閉じたり、編み進める位置をずらす際に使用。
基本となる「輪の作り目」からスタートする簡単モチーフ編み詳細まとめとして、第1段は「立ち上がりの鎖3目(長編み1目とみなす)+長編み2目」を編み入れ、角となる「鎖2目(または3目)」を挟んで再び「長編み3目」を編み出す作業を計4セット繰り返します。最後に最初の立ち上がり鎖の3目めに引き抜き編みをすることで、正確な正方形のコアが完成します。かぎ針編み初心者がつまずきやすいのは、この「束(ソク)に拾う」という感覚です。前段の目の頭(V字の2本)を拾うのではなく、前段の鎖編みが作った大きな穴(スペース)に針を丸ごと通して編み入れる点が、編み進めるスピードと独特の透け感を生み出す構造的特徴です。