足の小指の爪がないのはなぜ?埋もれる原因と綺麗に生やす再生法
足の小指の爪がないのはなぜ?埋もれる原因と綺麗に生やす再生法に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
「小指の爪の横にもう1枚小さな爪がある」「爪が縦に2つに割れて引っかかる」という悩みを訴える人は極めて多く存在します。これは医学的に「副爪(ふくそう)」、あるいは爪甲様角化症と呼ばれる状態です。
副爪の正体は、2種類に大別されます。1つは、度重なる外部刺激によって本来は爪ではない皮膚の角質が硬化し、まるで爪のような硬い突起として角化・隆起したもの。もう1つは、過去の強い打撲や長期間の靴圧迫によって爪母(爪を作る組織)が物理的に分裂し、実際に独立した爪として生えてきているケースです。
絶対に避けるべき行為は、入浴後などに爪切りや毛抜きを使って自力で無理やりむしり取ることです。皮膚の深部と強固に結合している組織を強引に引き剥がすと、真皮層が傷つき激しい出血を伴います。そこから黄色ブドウ球菌などの細菌が侵入し、激痛と腫れを伴う「爪囲炎」や、皮下組織まで感染が広がる「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」へと重篤化する症例が皮膚科診療の現場で後を絶ちません。
副爪の根本的な治し方としては、症状の度合いに応じた医療的アプローチを選択します。角質肥厚型であればフットケア外来での専用グラインダーによる無痛切削が有効であり、爪母が分裂している本物の副爪で歩行時にも痛みを伴う場合は、形成外科や皮膚科において局所麻酔下での部分抜爪術や爪母切除術が検討されます。