かまいたちM-1準優勝の真相!2019年ラストイヤーで見せた執念と涙

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2019年12月22日に開催されたM-1グランプリ決勝戦。結成15年目を迎え、この大会が規定上「ラストイヤー(最後の挑戦権)」となっていたかまいたちは、並々ならぬ覚悟を胸に聖地・テレビ朝日のスタジオに立ちました。ファーストラウンドでは2番手という極めて不利な出順を引き当てながらも、ネタ「UFJ」を披露して660点という驚異的な高得点を叩き出し、序盤から会場の空気を完全に掌握したのです。

出番順の不利をものともせず最終決戦へと駒を進めた彼らの前に立ちはだかったのが、同大会で爆発的なウケを見せてファーストステージを歴代最高得点(681点)で通過したミルクボーイでした。最終決戦でかまいたちはネタ「トトロ(観たことない自慢)」を披露。完璧な間と狂気じみた屁理屈、濱家の鋭いツッコミが炸裂し、スタジオを爆笑の渦に巻き込みました。

結果は、審査員7名中6名がミルクボーイに投票し、かまいたちは準優勝。しかし、この敗北は決して実力差によるものではありませんでした。当時、審査員や多くの芸人が口を揃えたかまいたちのM-1準優勝の理由は、「ミルクボーイが起こした異次元の爆発力・時代の風」と「出番順による会場の熱気の差」にありました。完成度と技術力においては大会ナンバーワンの呼び声も高く、まさに「勝者なき名勝負」として歴史に刻まれることになったのです。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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