新生児の自動歩行反射はいつまで?消失時期や出ない原因を専門解説
新生児の自動歩行反射はいつまで?消失時期や出ない原因を専門解説についての真相を徹底解説します。
新生児の自動歩行反射(stepping reflex)とは、生まれつき備わっている「原始反射」の一種です。まだ首も座っておらず、自力で立つことすらできない赤ちゃんが、足裏に刺激を受けることで無意識に下肢を交互に屈伸させ、ステップを踏むような反応を示します。
この反射は、大脳皮質が未発達な時期に、脳幹や脊髄といった下位の神経中枢によってコントロールされています。自発的な意志で歩行しているのではなく、人類が進化の過程で獲得した中枢パタージェネレーター(歩行運動を生み出す神経回路)の原基が反応している状態です。
家庭で赤ちゃんの反応を確かめる際は、正しい自動歩行反射のやり方を守り、安全へ細心の注意を払う必要があります。
まず、赤ちゃんの両脇の下に大人の両手を差し入れ、首と上体をしっかりと支えます。首が座っていない時期のため、大人の指で後頭部や顎を保護しながら、体をやや前傾姿勢に保つのがコツです。その状態で、足の裏をベッドやマットなどの平らで安全な面に軽く触れさせます。足裏に体重がわずかにかかると、一方の足を持ち上げて前に出し、続いてもう一方の足を繰り出すリズミカルなステップ運動が観察できます。