2016年日本シリーズの真相!日ハム4連勝逆転劇と大谷翔平の伝説
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2016年の日本シリーズを象徴するもう一つの軸が、次世代の怪童・大谷翔平と、現役引退を表明してシリーズに臨んだレジェンド・黒田博樹の対峙でした。
大谷翔平はこの年、投手として10勝、打者として打率.322、22本塁打を記録し、投打二刀流でプロ野球界の常識を覆していました。第1戦では先発マウンドに登り敗戦投手となったものの、打者としては第3戦で延長10回裏に劇的なサヨナラ適時打を放ち、沈みかけていたチームを一気に蘇らせました。投手としてもブルペンで待機し、相手ベンチに「いつ大谷が出てくるのか」という無言の威圧感を与え続けた点も見逃せません。
一方、広島の精神的支柱であった黒田博樹は、第3戦に先発登板。満身創痍の身体でありながら、メジャー仕込みの鋭いツーシームを武器に5回2/3を1失点に抑える魂のピッチングを披露しました。大谷との直接対決では気迫溢れる投球で抑え込むなど球場全体を魅了しましたが、6回途中に両足の痙攣と筋損傷のアクシデントにより無念の降板。これが黒田にとってプロ生活ラスト登板となりました。
日米の野球界を牽引した名投手から、後にメジャーリーグの頂点に君臨する若き才能へのバトンタッチとも重なり、両軍ファンが拍手を送った感動的な名シーンとして語られています。