赤ちゃんの言葉はいつから?発語の目安と遅い時のサインを徹底解説
赤ちゃんの言葉はいつから?発語の目安と遅い時のサインを徹底解説に関する疑問を分かりやすくまとめました。専門的な情報をご確認ください。
1歳の誕生日を迎えた時点で意味のある言葉を話さないと、「発達が遅れているのではないか」と強い焦りを感じてしまうケースが多々あります。結論から言えば、1歳で言葉が出ないこと自体は臨床上まったく珍しくなく、この月齢での個人差は誤差の範囲内です。
この時期に言葉以上に注目すべき指標となるのが、赤ちゃんにおける指差しと発語の密接な関係です。言語心理学では、指差しは「言葉の母体」と呼ばれます。指差しには以下のような発達段階があります。
①興味のあるものをじっと指す「発見の指差し」
②欲しいものを指して要求する「要求の指差し(これ取って)」
③親の方を見てから対象物を指す「共感・応答の指差し(見て!あそこにワンワンがいるよ)」
特に「親と興味を共有する指差し(共同注意)」ができている場合、脳内では対象の概念化と言葉のストックが急速に進んでいます。外側への音声出力(発語)がまだ追いついていないだけで、言葉を受け止める器(受容言語)は順調に育っているため、過度な心配は不要です。