ロケットランチャーの威力とは?戦車破壊の貫通力と現実の脅威
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バトルロイヤルゲームやシューティングゲームの影響で、「ロケットランチャーは着弾地点の周囲一帯を大爆発で消し去る武器」と認識されがちですが、ここにゲームと現実の破壊力の違いが存在します。
対戦車を主目的とした成形炸薬弾は、エネルギーの90%以上を前方の極小スポットに集中させる設計です。そのため、対装甲弾のロケット弾の爆発半径(致死的な爆風範囲)は直径数メートル程度にとどまり、映画のようにビル全体が爆炎に包まれるような破壊は起こりません。
一方で、対人・陣地制圧用の「榴弾(HE)」や「破片効果榴弾(FRAG)」を装填した場合、殺傷メカニズムは一変します。爆薬の力で弾頭ケースの金属片を数千個の鋭利な破片として四方八方に飛散させ、有効加害半径15〜20メートル以上にわたって広範囲の人員を無力化します。兵器の威力は「爆風そのものの力」よりも「指向性ジェットによる貫通」か「高速破片の飛散」かという弾頭の種類によって明確に使い分けられています。