麻生太郎「みぞゆう」発言の真相とは?未曾有の正しい意味と元ネタを徹底解説
麻生太郎「みぞゆう」発言の真相とは?未曾有の正しい意味と元ネタを徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
「みぞゆう」というフレーズが世に出たのは、2008年(平成20年)秋から冬にかけての国会審議である。当時、世界経済は「リーマン・ショック」の直撃を受け、日本経済も深刻な不況の波に晒されていた。未曾有の経済危機に立ち向かうリーダーとして就任した麻生総理は、所信表明演説や予算委員会などの重要局面で対策の緊急性を強調していた。
その緊迫した答弁の最中、公の電波に乗って発せられたのが「みぞゆうの危機」という言葉だった。本来であれば「みぞうの危機」と発音すべき原稿の漢字「未曾有」を、堂々と「みぞゆう」と読んだのである。当時の国会記者席やテレビの生中継を見ていた視聴者の間には、即座に戸惑いと衝撃が走った。
さらに事態を加速させたのは、この一件にとどまらない連続した誤読発言の存在だった。当時の大手新聞やテレビ各局の政治部デスクによる追及報道によると、同時期に以下のような読み間違いが相次いで指摘された。
- 「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と誤読
- 「頻雑(正しくは煩雑、または頻繁との混同)」を「ひんぱつ」と発言
- 「有無(うむ)」を「あ・なし」と読む
- 「詳細(しょうさい)」を「ようさい」と発言
野党や大手メディアは「一国の宰相としての資質」「公文書を読み込む基礎教養」を厳しく問い、連日のようにワイドショーのトップ項目として取り上げた。こうして「みぞゆう」は、政権批判の格好のシンボルとして日本中に拡散されることとなった。