イザナギ・イザナミ家系図の真相!三貴子と黄泉の国の謎を徹底解剖
イザナギ・イザナミ家系図の真相!三貴子と黄泉の国の謎を徹底解剖の重要ポイントを解説します。役立つ情報が満載です。
神社巡りブームやゲーム・アニメの影響で日本神話への関心が高まる中、SNSや知恵袋などでは家系図に関する混乱や誤解が後を絶ちません。現代の読者が最もつまずきやすいポイントを検証します。
最大の盲点は、「天照大御神はイザナミの娘である」という誤解です。前述の通り、『古事記』においてイザナミはカグツチを出産した直後に死亡しており、黄泉の国で変わり果てた姿となっています。アマテラスが誕生したのはその後の禊の場であるため、アマテラスにとってイザナミは「直接の母」ではありません。
また、「スサノオノミコトの子孫」に関する世代の混乱も頻出します。出雲大社の祭神である大国主神(オオクニヌシ)はスサノオの直系子孫ですが、古事記では「6代目の子孫」、日本書紀では「実子(または息子)」と記録されています。スサノオが出雲で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、櫛名田比売(クシナダヒメ)と結ばれて築いた出雲神話の系統は、最終的にアマテラスの子孫である天孫(ニニギノミコト)への「国譲り」へと帰結します。
ここから「天皇家の祖先神話」へと一本の線が繋がります。アマテラスの子である天忍穂耳命(アメノオシホミミ)の子、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が地上に降り立ち、その曾孫である神倭伊波礼琵古命(カムヤマトイワレビコ=神武天皇)が初代天皇として即位します。つまり、イザナギの禊から生まれたアマテラスの血統こそが皇室の神話的ルーツとして位置づけられているのです。