大雪の緊急規制でスタッドレス走行不可?チェーン義務化の真相と選び方

大雪の緊急規制でスタッドレス走行不可?チェーン義務化の真相と選び方について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

Q1:スタッドレスタイヤを履いていれば、大雪時のチェーン規制区間もそのまま通行できますか?
A1:通行できません。大雪警報等に伴って発令される「チェーン規制(標識番号214の2)」の区間では、スタッドレスタイヤを装着していてもチェーンを巻いていなければ進入を拒否されます。必ず駆動輪にチェーンまたは適合する滑り止め装置を取り付ける必要があります。

Q2:スタッドレスタイヤの上からタイヤチェーンを巻くと、ゴムやホイールが傷みませんか?
A2:基本的にはスタッドレスタイヤの上から装着することを前提に設計されていますが、長距離を走行するとチェーンの当たり面に擦れ跡がつくことがあります。また、サイズが合っていないチェーンを巻いたり、走行前の増し締め(たるみ取り)を怠ったりすると、遠心力でチェーンが暴れてアルミホイールやフェンダー内部に傷をつける恐れがあります。ジャストサイズを選び、説明書通りにしっかりとテンションをかけて固定してください。

Q3:布製タイヤカバー(オートソックなど)は、高速道路のチェーン規制の検問を通過できますか?
A3:正式に通過できます。国土交通省のチェーン規制基準において、特殊繊維製の布製カバーは保安基準に適合した滑り止め装置として公認されています。ただし、耐久性は金属や樹脂製チェーンに劣るため、アスファルト露出路面での長距離走行を避け、破れやほつれがないか走行前後に必ず点検してください。

Q4:スタッドレスタイヤのプラットフォームが出ている状態でも、チェーンを巻けば走れますか?
A4:緊急時の脱出手段としては走れますが、極めて危険でありおすすめできません。プラットフォームが露出しているタイヤは、法的に冬用タイヤとしての寿命を迎えており、チェーンが直接接地していないトレッド面や側面のゴム性能は著しく低下しています。チェーンが外れた瞬間にスピンする危険性があるため、速やかに新しいスタッドレスタイヤへ交換してください。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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