ロールスロイスの値段に驚愕!リアルな年間維持費と購入審査の真相
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ロールス・ロイスを新車でオーダーする顧客のうち、オプションを一切付けずに素の状態で納車を受けるオーナーは統計上ゼロに近いとされています。英国グッドウッド本社の職人たちが腕を振るう「ビスポーク(Bespoke)」こそがこのブランドの本質であり、本体価格に加えて1,000万〜2,500万円以上のオプション費用が追加されるのが日常的な風景です。
代表的なオプション装備とその価格水準は、一般的な輸入車や国産車の金銭感覚を遥かに凌駕しています。
例えば、天井の内張りに光ファイバーを埋め込み満天の星空を再現する名物装備「スターライト・ヘッドライナー」は、単に点滅させるだけでなく流れ星のアニメーションや誕生日の星座の配置をオーダーすることが可能で、これだけで約200万〜350万円の追加費用が発生します。さらに、ドアの内側にまで星空を広げる「スターライト・ドア」を選択すれば、費用は倍増します。
職人マーク・コート氏ら選ばれしペインターがリスの毛で作られた専用筆を用い、フリーハンドでボディサイドに一本のラインを引く「手描きコーチライン」も、約80万〜150万円。オーナーが好む特別な塗料(自前のプライベートジェットと同色、あるいは思い出の宝石を砕いて混ぜた特注カラー)を開発・調色する場合、カラー開発費だけで300万円以上が請求されるケースも珍しくありません。
リアシート中央に鎮座するシャンパン・クーラーと特注クリスタル・フルートグラスのセット(約150万円)、ピクニックテーブルや特注アンブレラ、ダッシュボード全体をガラスで覆い彫刻やアートピースを封じ込めるファントム専用の「ザ・ギャラリー」に至っては、現代美術作家とのコラボレーションによってアート作品単体として1,000万円以上の価値を持つものまで存在します。結果として、「ベースが5,000万円のカリナンを購入したはずが、最終的な支払い総額は7,500万円になっていた」という事態が日常茶飯事として起こるのです。