猫のご飯の量は1日何グラムが正解?太らせない適正量と簡単計算式を徹底解説
猫のご飯の量は1日何グラムが正解?太らせない適正量と簡単計算式を徹底解説について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
最も確実で個体差に合わせられるのが、動物病院でも用いられる「安静時代謝量(RER)」と「1日あたりの必要エネルギー量(DER)」を使った計算方法です。計算式は一見複雑に見えますが、電卓を使えば簡単に割り出せます。
まずは生命維持に必要な最低限のエネルギーであるRERを算出します。
【簡易版RER計算式】体重(kg)× 30 + 70 = RER(kcal/日)
※より精密に計算する場合は「体重の0.75乗 × 70」を用います。
次に、愛猫の状態に合わせた係数を掛けて、1日の必要カロリー(DER)を導き出します。
【DER計算式】RER × ライフステージ係数 = DER(kcal/日)
・未去勢の成猫:1.4
・避妊・去勢済みの成猫:1.2
・太り気味・運動量の少ない成猫:1.0
・減量(ダイエット)中の猫:0.8
・高齢猫(7〜11歳):1.1〜1.2
・超高齢猫(12歳以上):1.2〜1.4(消化吸収率が落ちるため高め)
DERが出たら、与えているフードのパッケージに記載されている「100gあたりの代謝エネルギー(kcal)」を使って、フードの重量に換算します。
【1日のフード量(g)】DER ÷ フード100gあたりのカロリー × 100
例えば「体重4kg・去勢済み成猫」で「100gあたり380kcalのフード」を与える場合、RERは「4×30+70=190kcal」、DERは「190×1.2=228kcal」となり、1日に必要なフード量は「228 ÷ 380 × 100 = 約60g」と正確に算出できます。