なぜペット可賃貸は見つからない?「ペット相談」との違いと敷金相場の真相

なぜペット可賃貸は見つからない?「ペット相談」との違いと敷金相場の真相についての最新情報をお届けします。

Q1:ペット相談の物件で、交渉次第で「猫2頭」を飼育することは可能ですか?
A1:極めて困難です。「ペット相談」の多くは小型犬1頭を想定しており、猫の多頭飼いは壁の損傷や臭気残留リスクが跳ね上がるため、オーナーから拒絶される確率が9割を超えます。交渉を試みる場合は、最初から「敷金2ヶ月積み増し(全額償却)」や「家賃数千円の上乗せ」を借主側から提示する条件提示が前提となりますが、最初から「多頭飼い可」を掲げる物件を探すほうが現実的です。

Q2:ペット可物件を退去する際、壁紙の張り替え費用は全額自己負担しなければなりませんか?
A2:原則として、ペットによる引っかき傷や臭気がある箇所については、賃借人の過失として補修費用を負担する義務が生じます。ただし、壁クロスは耐用年数6年で残存価値1円となる減価償却の考え方が適用されるため、傷をつけていない居室や経年劣化した面の費用まで一律で全額請求された場合は交渉の余地があります。契約書の特約条項に「平米単価」や「負担割合」がどう明記されているかを事前に精査してください。

Q3:入居審査時に提出を求められる「ペットの写真」で審査落ちすることはありますか?
A3:写真そのものの見た目で落とされるわけではありませんが、犬種やサイズの申告に虚偽がないか、適切に手入れがされており清潔な飼養環境が保たれているかを判断されます。室内が荒れ果てた背景で写っている写真や、サイズ制限(例:体高40cm以内)を明らかにオーバーしている大型犬と見なされた場合は、管理会社から拒否判定が下されることがあります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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