ポーカー役「フォーオブアカインド」の真相|確率・呼称・勝率の極意

話題沸騰中の ポーカー役「フォーオブアカインド」の真相|確率・呼称・勝率の極意について、詳しいまとめをご紹介しています。

トランプゲームの代名詞ともいえるポーカーにおいて、同じ数字を4枚集める役は誰もが知る憧れの象徴です。しかし、世界最大のポーカートーナメント「WSOP(World Series of Poker)」や国際的な競技基準を定める「TDA(Tournament Directors Association)」の公式文書を開いても、「フォーカード」という言葉は一行たりとも記載されていません。

世界基準におけるフォーカードの正式名称こそが「フォー・オブ・ア・カインド(Four of a Kind)」です。「同じ種類のカードが4枚」という文字通りの英語表現であり、これがグローバルスタンダードな役の定義です。一方で「フォーカード(Four Card)」は、明治期から昭和期にかけて西洋のカードゲームが日本へローカライズされる過程で定着した、典型的な和製英語に過ぎません。

さらに、ラスベガスやマカオのカジノフロア、あるいは国際中継の解説席で飛び交うのが「ポーカー クワッズ(Quads)」というスラングです。4つ子や4重を意味する「quadruplet」に由来し、実戦のテーブル上では「フォー・オブ・ア・カインド」という正式名以上に「He flopped quads!(フロップでクワッズを引いた!)」といった表現が日常的に使われています。

言葉の変遷を整理すると、学校の休み時間や家庭用ゲームで親しまれた「フォーカード」、ルールブックに厳格に刻まれる「フォー・オブ・ア・カインド」、そして勝負師たちが即座に状況を伝える「クワッズ」という、3つの異なるレイヤーが存在している実態が浮かび上がってきます。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest