たとう紙とは?着物を守る役割や寿命・包み方と買い方を徹底解説
たとう紙とは?着物を守る役割や寿命・包み方と買い方を徹底解説の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
Q1:たとう紙についている透明な窓(セロファン)は付けたままで大丈夫ですか?
A1:短期間であれば中身を確認できるため便利ですが、長期間保管する場合は注意が必要です。昔ながらのセロファンは経年劣化で縮んでシワになったり、パリパリに割れて破片が着物を傷つけたりすることがあります。長期保存を最優先にする場合は、窓のない全面無地の和紙たとう紙を選ぶか、窓部分に通気性のあるメッシュ素材が使われているタイプを選ぶのがベストです。
Q2:クリーニング店から着物が戻ってきたとき、包まれていた紙のまましまっても平気ですか?
A2:厳禁です。クリーニング返却時の紙や包装は、あくまで簡易包装やホコリ除け用のものが大半です。また、内側に薄いビニールが張られているケースも少なくありません。手元に戻ったら速やかに開封して陰干しで溶剤の臭いを飛ばし、保管用の新しい和紙たとう紙に包み直してからタンスに収めてください。
Q3:収納スペースが足りないため、1枚のたとう紙に着物を2〜3枚重ねて入れてもいいですか?
A3:避けるべきです。たとう紙1枚に対して着物は原則「1枚」です。複数枚を重ねて包むと、着物自体の重みで下になった生地に深いシワがつき、和紙本来の調湿性能も内部まで行き届かなくなります。スペースの都合でどうしても重ねる場合は、着物用と帯用をきちんと分け、最大でも「着物1枚と長襦袢1枚」の組み合わせにとどめてください。