ジェットウォッシャーで歯茎が下がる真相は?歯科医の見解と正しい使い方
ジェットウォッシャーで歯茎が下がる真相は?歯科医の見解と正しい使い方について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。
一度下がってしまった歯茎は、自力で元の位置まで再生するのでしょうか。結論から言えば、一度失われた歯肉組織や歯槽骨は、自然放置や通常のケアで元に戻ることはほぼありません。
歯肉退縮が進むと、本来は歯茎に覆われているはずのエナメル質のない「象牙質(歯根)」が露出します。象牙質には神経へとつながる無数の微細な管(象牙細管)が通っているため、冷たい水や風が触れるだけで鋭い痛みが走る知覚過敏の悪化を引き起こしやすくなります。さらに、露出した歯根部分はエナメル質よりも柔らかく酸に弱いため、根面う蝕(根元の虫歯)のリスクが跳ね上がります。
もし歯茎の下がりや知覚過敏を自覚した場合の主な対処法は以下の通りです。
1. 知覚過敏ケア用ペーストの継続使用:硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどの薬用成分が配合された歯磨き粉を使い、神経への刺激伝達をブロックします。
2. 歯科医院でのレジンコーティングや薬剤塗布:露出した歯根表面を歯科用樹脂やコーティング剤で被覆し、外部刺激を遮断します。
3. 歯周組織再生療法・結合組織移植術(CTG):進行した歯肉退縮に対しては、上あごの内側から採取した結合組織を移植して歯茎を再建する外科手術が選択肢となります。