病院で異常なしのめまいを救う!自律神経に効く漢方薬の真相と選び方
病院で異常なしのめまいを救う!自律神経に効く漢方薬の真相と選び方に関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
総合病院のめまい外来を訪れる患者のうち、およそ35〜40%は脳梗塞や良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病といった明確な器質的疾患が確認されない「原因不明」と診断されるケースです。日本めまい平衡医学会などの臨床報告でも、画像検査で捉えられない慢性的ふらつきの多くに、心身の過度な負荷や環境変化に起因する自律神経機能の失調が深く関与している事実が指摘されています。
医療現場において、めまいは大きく2種類に大別されます。天井や壁がぐるぐると回る感覚を伴う「回転性めまい」は内耳の三半規管や前庭神経の急激な炎症・障害によるものが多いのに対し、雲の上を歩いているような感覚や頭がぼーっとしてふらつく症状は「浮動性めまい」と呼ばれます。まさにこの浮動性めまいと自律神経の乱れこそが、精密検査で「異状なし」と判定される不調の核心です。耳鼻咽喉科のベテラン専門医は取材に対し、「首肩の筋緊張や精神的緊張が交感神経を過剰に興奮させ、内耳や脳幹への微小循環不全を招くことで、平衡感覚のセンサーに微細なノイズが生じる」と証言しています。
東洋医学では、この状態を生命エネルギーである「気(き)」、全身に栄養を運ぶ「血(けつ)」、体内を満たすリンパ液などの「水(すい)」の巡りの破綻として捉えます。自律神経が乱れると、血管の収縮と拡張のリズムが崩れて上半身に熱や気が昇る「気逆(きぎゃく)」や、水分代謝が滞って内耳周辺に余剰な水分が溜まる「水滞(すいたい/水毒)」が引き起こされます。西洋薬の鎮痙薬や抗ヒスタミン薬が一時的な症状の遮断を狙うのに対し、自律神経失調症に伴うめまいに漢方薬が奏効するのは、巡りそのものを再調整して恒常性(ホメオスタシス)を回復させるためです。