プロが教えるミルクティーに合う紅茶!薄くならない黄金比と茶葉
プロが教えるミルクティーに合う紅茶!薄くならない黄金比と茶葉の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
鍋を使って濃厚に仕上げる煮出し式「ロイヤルミルクティー」は、水と牛乳の比率がすべてを左右します。水分が多すぎれば薄まり、牛乳だけで煮出すと茶葉が十分に開きません。茶葉からエキスを完全に引き出しつつ、滑らかなコクを与えるロイヤルミルクティー黄金比は以下の通りです。
【ロイヤルミルクティー黄金比(1杯分:仕上がり約180ml)】
・茶葉(アッサムCTC推奨):4g〜5g(大さじ山盛り1杯、またはティーバッグ2袋)
・水(軟水):100ml
・成分無調整牛乳:100ml(水と牛乳は「1:1」がベスト)
・砂糖(きび砂糖またはグラニュー糖):お好みで3〜5g
【美味しいミルクティーの淹れ方(ステップ解説)】
ステップ1:少量のお湯で茶葉を完全に開かせる
小鍋に水100mlを入れて強火で沸騰させます。沸騰したら弱火にし、茶葉4〜5gを投入します。ここで牛乳を同時に入れてはいけません。牛乳の油膜が茶葉をコーティングして抽出を阻害するため、まずは水だけで約1分〜1分半、濃い赤褐色になるまで煮出し、紅茶のエキスを飽和状態まで引き出します。
ステップ2:牛乳を加え、沸騰直前までじっくり温める
濃縮された紅茶液の中に牛乳100mlを加えます。弱火のまま加熱し、時折スプーンで静かに混ぜます。鍋の縁に小さな気泡が立ち上り、湯気がふわりと上がった時点(約65度)で即座に火を止めます。決して沸騰させてはなりません。
ステップ3:蓋をして蒸らし、成分を馴染ませる
火を止めたら鍋に蓋をして、約2分間じっくり蒸らします。この余熱時間によって、紅茶のタンニンと牛乳の乳脂肪が穏やかにエマルジョン(乳化)し、角のない深いコクとツヤが生まれます。
ステップ4:茶こしで濾しながら温めたカップに注ぐ
あらかじめお湯を入れて温めておいたティーカップに、茶こしを使って一気に注ぎ分けます。最後の一滴(ベストドロップ)まで絞り落とすことで、底に溜まった最濃度の旨味を逃さずカップへ移せます。