アールアンドビーとは?歴史から2026年の最新トレンドまで徹底解剖

アールアンドビーとは?歴史から2026年の最新トレンドまで徹底解剖について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

ジャンルの成り立ちを正確に把握するには、ブラックミュージックの起源と経緯を避けて通ることはできません。17世紀から19世紀にかけてのアメリカ南部における悲惨な奴隷制度のなかで、労働歌(ワークソング)や黒人霊歌(スピリチュアルズ)が生まれました。そこから個人の悲しみや生活の苦難を吐露する「ブルース」が形成され、20世紀初頭の都市部への黒人移住(大移動)によってエレクトリック化が進みます。 1940年代後半、米音楽業界誌『ビルボード』の記者ジェリー・ウェクスラーが、それまで差別的に使われていた「レイス・レコード(人種レコード)」という呼称に代わり、「リズム&ブルース」という用語を提唱しました。これがリズムアンドブルースの歴史における公式なスタート地点です。ルイ・ジョーダンらが鳴らしたジャンプ・ブルースや、アップテンポで跳ねるスイングビートは、戦後の若者たちを熱狂させ、やがて白人ミュージシャンに受容されて「ロックンロール」を生み出す母胎ともなりました。 1960年代にはモータウン・レコードが「若いアメリカのサウンド」を標榜し、洗練されたポップセンスを持つR&Bを量産。スティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイといった巨星たちが、音楽的にも社会的にも世界を揺るがします。 転換期となったのは1980年代です。シンセサイザーやドラムマシンの進化により、音楽制作の現場が激変しました。マイケル・ジャクソンの歴史的名盤『Thriller』やプリンスの革新的なサウンドを経て、打ち込み主体の都会的で滑らかな「コンテンポラリーR&Bの特徴」が確立されます。1990年代にはテディ・ライリーが考案した「ニュージャックスウィング」によってヒップホップの跳ねるビートが本格導入され、TLC、ボーイズ・II・メン、ジャネット・ジャクソンらがミリオンセラーを連発。R&Bは完全に世界のポップシーンの覇権を握りました。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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