「関節技の鬼」藤原喜明の現在地 胃がん克服後の情熱と陶芸の魂
「関節技の鬼」藤原喜明の現在地 胃がん克服後の情熱と陶芸の魂の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
勝負の世界で生きてきた男が、もう一つの情熱を注ぎ込んでいるのが陶芸の世界だ。自宅兼工房の窯場で、黙々と土を捏ね、轆轤を回す。リング上での荒々しいイメージとは対照的な、繊細で静寂に包まれた時間がそこには流れている。
彼の手から生み出される作品は、骨太でありながら味わい深いぐい呑みや皿、個性あふれる花器など多岐にわたる。個展を開催すれば全国から多くのファンやコレクターが駆けつけ、作品は高い評価を受けている。「土は嘘をつかねえ。自分の心が素直に出るんだよ」。格闘技で極めた集中力と精神性は、土と対話するアートの世界でも見事に開花している。レスラーとして、そして陶芸家として、二つの道を極める唯一無二の独占的な生き方だ。