北海道の廃線はなぜ止まらない?Jr赤字の真相と2026年最新マップ

北海道の廃線はなぜ止まらない?Jr赤字の真相と2026年最新マップについて詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

国鉄末期の特定地方交通線廃止から現代に至るまで、北海道では膨大なキロ数の鉄路が整理されてきました。近年特に社会的関心を集めた代表的な廃止路線と、その当時の運行実態を客観データで振り返ります。

路線名・対象区間廃止年月日・営業キロ輸送密度・営業係数(廃止直前)廃線理由と代替交通の現状石勝線(夕張支線)
新夕張〜夕張2019年4月1日
(16.1km)輸送密度:約80人/日
営業係数:約1,000円超夕張市側から「持続可能な地域交通への再編」として廃止を逆提案。市内路線バス網の再編を実施。札沼線(学園都市線)
北海道医療大学〜新十津川2020年5月7日
(47.6km)輸送密度:約60人/日
営業係数:約2,000円超末端部は「日本一終電が早い駅」として知られた。沿線自治体との協議により予約型乗合タクシー等へ転換。日高本線
鵡川〜様似2021年4月1日
(116.0km)輸送密度:約150人/日
※2015年被災前水準2015年の高波被災による路盤流失後、莫大な復旧費(約86億円)の負担を巡り協議難航。バス転換に合意。留萌本線
石狩沼田〜留萌2023年4月1日
(35.7km)輸送密度:約90人/日
営業係数:約2,500円超段階的廃止方針に基づき留萌〜増毛(2016年)に続き廃止。沿線乗合バス路線へ転換。根室本線
富良野〜新得2024年4月1日
(81.7km)輸送密度:約100人/日
営業係数:約3,000円超2016年台風被害による東鹿越〜新得間の不通を経て全区間廃止。映画『鉄道員』舞台の幾寅駅も役目を終える。

北海道の鉄道史を俯瞰すると、かつて網の目のように敷設されていた炭鉱鉄道や拓殖鉄道が姿を消し、幹線の枝葉となるローカル線が削ぎ落とされてきた過程が明確に浮かび上がります。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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