鬼滅の刃・時透有一郎の壮絶な最期と弟を想う真意を徹底解剖
鬼滅の刃・時透有一郎の壮絶な最期と弟を想う真意を徹底解剖の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
時透兄弟は、山中で木こりを生業とする家庭に生まれました。しかし、10歳の春に母が風邪をこじらせて肺炎を患い、嵐の夜に薬草を採りに出た父が崖から転落して死亡。一夜にして両親を失う悲劇に見舞われます。
この悲劇を受け止める過程で、兄弟の価値観は真っ向から対立しました。「情けは人のためならず(人のためにしたことは巡り巡って自分に返ってくる)」という父の教えを信じる無一郎に対し、有一郎は「他人のために動いた父は死んだ。情けなど何の役にも立たない」と激しい拒絶反応を示します。
さらに翌年の春、鬼殺隊当主の妻である産屋敷あまねが時透家を訪れ、二人が「始まりの呼吸の剣士の末裔」であることを告げます。鬼殺隊への勧誘に心を躍らせる無一郎に対し、有一郎はあまねを水浸しにして追い返すほど頑なに拒絶しました。この過剰なまでの拒絶は、特別な血筋に選ばれたことへの誇りよりも、剣士になれば弟が死ぬという直感的な危機感に基づいていたことが後の描写で明らかになります。