「まことしやか」の意味と誤用を解剖|噂と真実を分かつ言葉の罠
今注目を集めている 「まことしやか」の意味と誤用を解剖|噂と真実を分かつ言葉の罠について、詳しいまとめを整理して公開しています。
Q1:「まことしやか」は漢字で書くべきですか? それともひらがな表記が適切ですか?
A1:現代の公用文や新聞表記では、ひらがな表記の「まことしやか」が一般的です。「誠しやか」や「真しやか」という漢字表記は常用漢字表の表外訓(一般的な読み方として認められていない表記)にあたるため、新聞やテレビなどの大手メディアでは原則としてひらがなで統一されています。漢字で書くと「誠実」という意味に誤読されやすくなる点からも、ひらがな表記を強く推奨します。
Q2:日常会話で「あの人の話、まことしやかだよね」と褒め言葉で使うのは間違いですか?
A2:明確な間違いです。「あの人の話は、いかにも本当らしく聞こえるが信用できない(嘘くさい)」という意味になります。話の上手さや説得力を褒めたいのであれば、「説得力がある」「筋道が通っている」「非常にわかりやすい」といったストレートな肯定表現を使いましょう。
Q3:「もっともらしい」と「まことしやか」に決定的な違いはありますか?
A3:大きな違いは「対象」と「広がり」にあります。「もっともらしい」は個人の理屈や言い訳、態度などミクロな事象に対して使われる傾向があります(例:もっともらしい理由をつける)。一方、「まことしやか」は噂話や世間の風聞など、不特定多数の間で情報が流布していくマクロな文脈(例:まことしやかに囁かれる)で好んで使われます。 (出典: まこと し や か(Yahoo!ニュース))