ヤクザのしのぎ激変!みかじめ料壊滅と闇バイト・地下経済の内幕
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昭和から平成初期にかけて、暴力団にとって最も手堅く定期的な収入源だったのが、繁華街の飲食店や風俗店から徴収する「用心棒代」や「みかじめ料」でした。当時のみかじめ料の相場と実態を振り返ると、スナックや居酒屋で月額3万〜5万円、大型キャバクラやクラブでは月額10万〜30万円以上が相場とされ、盆暮れの挨拶料(おしぼり代、門松代、観葉植物リース代などの名目)を含めれば、一握りの縄張りを持つだけで毎月数百万円単位の現金が自動的に組織へ流入していました。
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この強固な資金環流を根本から断ち切ったのが、暴対法と暴排条例の影響です。1992年の暴力団対策法施行に始まり、2011年までに全国すべての都道府県で施行された暴力団排除条例によって、潮目は決定的に変わりました。条例の最大の特徴は、金品を要求する暴力団側だけでなく、「利益を供与した事業者側」にも勧告や社名公表、さらには刑事罰を科す点にあります。
警察白書や捜査関係者の証言によると、事業主側にとって「ヤクザに金を払うリスク」が跳ね上がり、支払いを拒絶して警察へ即時相談するケースが定着しました。かつてのように街を闊歩して集金袋を回収する光景は壊滅し、古典的な縄張りビジネスは急速にその実効性を失ったのです。